ポールサイン(自立看板)点検・改修・補強

改修のご依頼ありがとうございます。

看板面の痛み、割れがひどくなってきた、強風時に揺れるとのことで

点検、改修、補強の3点セット作業になりました。

面板を外して上部からの写真ですが、やはり最下段が錆びています。

しかし築20年近く経っていると思われますが、数年に一度メンテナンスされていたこと、

電飾看板のように雨水は入りにくい構造ですのでこちらの物件は良好な内部状態と

言って良い状態でした。

看板は見た目が一番大事ですが、外から見ただけでは内部がわかりずらい構造です。

看板屋あるあるですが、いっけん見た目は健全性を保っていても、開けてみたら

内部がサビサビのズタボロ、落ちる寸前ということが多々あります。

こちらのお客様は大きな組織ですので流石にそういったリスク管理が

行き届いているようで見習わなければ・・・。

看板フレームはケレンして錆止め、面板の揺れを少なくするために100角3.2mm厚の

振れどめを上下に入れます。追加で柱(H鋼材)にもリブを8枚入れ最大限補強します。


完成、ご依頼ありがとうござました!


この記事を書いていてふと、思ったことがありますので

次回記事にも目を通していただけたらなと思います。


株式会社 タックサイン 〜 静岡市清水区の看板屋 〜

昭和30年代、故郷滋賀にて映画看板を描く長男 デザイナーを志し上京、広告デザインに明け暮れた次男 末っ子の将来像はこの頃から形成されていたのかもしれない 「銀幕のスター裕次郎を、俺も描きたい」 その想いから親父の看板稼業がはじまりました